福島の野菜と福島の心。

   

静かすぎるその場所は
かつて300軒もの家が並ぶ町だった。
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テレビで見たことある数十秒の画面と
実際に立つのでは
当たり前なんだけど全然違っていた
捻じ曲げられたガードレール
剥がされたコンクリートの瓦礫の山
遠いところから流されてきたテトラポッド
津波の大きさを思わせるには
充分すぎるその光景に
言葉が出なかった。
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そんな南相馬の農家で
元旦にもかかわらず家に泊めてくれたご夫婦がいる。
美味しいご飯と楽しいお話。
あっという間に暖かさで包んでくれた。
そんな家で聞いた心に残ったお話。
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震災以降、原発の影響でいろんなことが変わってしまった。
ある農家のおばあちゃんは
お友だちや、孫たちが喜んでくれるのを生き甲斐に
美味しい野菜をたくさん作っていた。
「これ、作ったから食べてよー!今年も美味しくできたのよー!」
元気いっぱいに、美味しい野菜を作っていた。
しかし原発問題以降、福島の野菜は食べさせられないと嫁に断られてしまうようになる。
検査済みで安全が保証された後も
 
「これ…食べる…?どうする???」
って、受け取る側の気を使って。不安そうに野菜を渡すことになった。
そして
風評被害は残る。
福島県産というだけで、買ってもらえない現状。
大変な思いをして汚染を除去して、
たくさんの厳しい審査基準を越えて
やっとの思いで出荷した野菜は
売れなかった。
元気が無くなってくおばあちゃん
笑顔が減っていくおばあちゃんをみて
なんとか元気にならないかなぁと考えたこと。
それはお母さんの趣味である
藍染め
に福島の野菜や草花を使うことだった。
元気がなくなっていたおばあちゃんを誘って
藍染めをしてみた。
色のなかった布に
パッと色がつくのを見ると
わぁっ!
って
 
 
目が輝くんだ。
村の人たちと、藍染めをしよう。
せっかく育ってくれたほうれん草や野菜
捨ててしまうなんて悲しい。
藍染めをきっかけにお洒落をしたり、
みんなの生活が少し明るくなるような
きっかけになればいい。
そうやって今、藍染めの集まりをしているそうです。
おばあちゃんは、藍染めを通して
元気な笑顔を取り戻していった。
都会の人も田舎の人も
若いギャルもお母さんもおばあちゃんも
女の人なら誰でも
お洒落が大好き。
でもそれは、
高級ブランドや
流行最先端のファッションだけじゃない。
お金を払ったらすぐに手に入るものだけじゃない。
自分の手で染めて
時間をかけてつけたストールだって
こんなに綺麗なんだ。
ちなみに、福島県
の野菜やお米は
厳密な審査基準を何度も通って出荷されています。
日本一安全な作物
だと言われています。
だから心配しないで、みんなでおいしくいただきましょう。
福島県の農家の熱い想いと愛情が
いっぱい詰まっています。
同じ日本に住む私たちに。
きっともっと出来ることがある。
原発事故の後頑張らなきゃいけないのは
福島の人たちだけじゃない。
都会に住む私達の一歩が、
なにか変えていける一歩にだってなる。
出来ることがあるはずなんだ。
それはまず、知ることから始まるのかもしれない。
無知は罪なり。
まず、知ろう。
全てはそこから始まっていく。
iammai

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